リオデジャネイロ レストラン
リオでは、レストランの料金の発生タイプによって、さまざまなタイプのレストランを見ることができます。
・ランショネッチ (軽食屋さん。パイなどと、絞りたてのフレッシュジュースなど)
・ポルキーロ (量り売り。飲み物別料金。)
・アラカルチ (日本のレストランの形式と一緒。メニューから選ぶ。)
・食べ放題 (シュラスカリアなど。固定料金だが、飲み物やデザートは別料金。)
ここではなじみのないポルキーロについて説明します。
ポルキーロ 英語で言うと per kg
筆者の仕事場近くでランチを食べようとすると、ほとんどがこのポルキーロ形式です。入り口近くで重さを記録する部分と飲み物メニューが記載された紙、または、カードをもらい、ビュッフェ入り口で皿を取り、ビュッフェにて自分の食べたいものを皿に載せ、ビュッフェ出口の重量計やフォーク・ナイフがあるところで、その皿と入り口でもらった紙を係の人に渡します。係の人は皿の重さを量って結果の値段を紙に書きます。
ビュッフェ
ポルキーロの中にはシュラスカリア風の焼き場があるところがあります。
各種のお肉の名称はこちらを参照。
筆者のある日のポルキーロでのランチ。
上段右から逆時計回りに、
シュラスコからのフィレミニョン、玉ねぎとペッパーの付け合わせ、マミーニャ。
バカリャウ料理(黄色いの)、白米の上に有名なフェジョアーダ
小松菜と干しトマトのオリーブオイル漬けのサラダ、マンゴー、ケールの炒め物、ブロッコリ、あと赤いのはピリ辛のピクルス。
これで25レアルから30レアルでした。
従量結果を記載したり、席についてからオーダーした飲み物のチェックリストだったり、食い逃げ防止に最後に出るときに出口の人に渡す紙だったりする紙。
追記)
リオデジャネイロでは、Sushiが人気です。スシといっても日本の寿司とは内容が違うため"Sushi"と表記しました。ポルキーロでもSushiがよく提供されています。ただし、Sushiを入れるとper kgあたりの料金が若干高い、というケースがよくあります。
(よって、Sushiを食べる場合は、Sushiのみを皿にとる人が多い。)
また、デザートも別料金です。デザートは料理の皿とは別に、料理を食べ終わった後、別の皿にとってもう一度会計、というのが一般的です。デザートを料理と同じ皿にのせると怒られます。
リオデジャネイロ タクシー
リオではタクシーは多く、かつ料金も手ごろです。
日本よりも断然使う機会が多くなると思います。
リオのタクシーは黄色の車体です。
空車の場合、車の上のタクシーランプ "TAXI"が緑色に点灯したり、フロントガラスにLEDで”LIVRE"と点灯していたりします。
ただしランプがついていなくても空いている場合がありますし、ランプがついている車に手を振っても停車してくれないことがあります。。。
タクシー待ちをしていて、手を上げると、運転手が以下のようなハンドサインをすることがあります。これは乗車中、というサインです。
初乗料金は5レアルから6レアルです。その後、1kmごとに約3から4レアルチャージされます。(時間チャージもあり)以下は初乗り5.45レアルのタクシーメーターの画像。
行き先を告げる際、ホテル名などの固有名詞を言っても運転手がわからない場合、「地区名」「通り名」「番地」の順で伝えると確実です。
例)地区名=Copacabana コパカバーナ
通り名=Ave. Atlantica アベニーダ アトランティカ
番地(建物番号)= 1234
通り名の名前部分は同じで、冠(かんむり)の種類だけが違う、といったこともあります。冠=Ave.(アベニーダ) だったり、Rua (フア) だったり。
また、「右」は「ジレイト」、「左」は「エシュケルダ」、「ここ」は「アキ」という意味の単語で、いざ目的地に近づいた際によく使うので覚えておいたほうがよいでしょう。
リオ国際空港から乗る場合は、外国人に対する過大請求防止のためだと思いますが、地区ごとに標準料金が決まっており、事前にチケットを購入しなければならない場合があります。空港を出て列に並ぶ前にタクシーチケットを購入しましょう。
いざタクシーに乗車すると、目的地とは違う方向に走りだすことがままあります。これは別の記事でも述べていますが、リオは多くの割合の道路が一方通行だからです。
単純に運転手が行先を間違ったりしてることも多々ありますが。
タクシーが捕まらない場合、私はEasy Taxiというアプリをよく利用します。これはUberのようなアプリです。GPSで現在地を、手で行き先を入力し、近辺のタクシーを捜して、運転手が合意するとその車のナンバープレート情報や予定到着時間が携帯に届きます。
How Does Easy Taxi Work - Easy Taxi
リオデジャネイロ 地下鉄
2015年12月現在、リオデジャネイロ市には2本の地下鉄があります。オレンジ色のライン1と、緑色のライン2です。上記画像は
https://www.metrorio.com.br/VadeMetro/Mapas
より引用。
オレンジ色のライン1は北はTijuca地区にあるUruguai駅に始まり、南はCopacabana地区とIpanema地区の境目となるGeneral Osorio駅に終わります。緑色のライン2は北はPavuna駅に始まり、南はBotafogo地区のBotafogo駅に終わります。ライン1とライン2の並走区間はレールはシェアされています。ライン1とライン2が並走している区間がリオの中心街といえます。
この地図は2015年12月現在のもので、リオ五輪に向けてライン1の南方面はさらなる伸線が予定されています。
駅の入り口はこのような外観。青地に白抜きの”M”が目印です。
料金は距離に関係なく片道3.5レアルほど。メトロカードという5レアルデポジットでもらえるカードに、運賃をプレチャージして乗ります。
カードを購入する窓口 。駅員さんに ”ウン メトロ カルタオ ポル ファボール” で買えると思います。
メトロカードにチャージ入金するためのキオスク。もちろん標準はポルトガル語ですが、英語も選べます。レシートも発行可能。
駅構内、改札外の案内版
改札。カードには複数種類があり、改札ゲートもカードの種類ごとに分かれています。買ったカードと同じ写真のあるゲートをくぐります。この写真だと青のゲートです。
Botafogo駅にあるプラットホーム案内版。ライン1,2の北方面は第二プラットホーム。
車両の写真。ライン1かライン2かを判断するには、先頭車両前方部分か各車両のドア上の行き先駅名を確認したり、各車両ドアの上のランプの色がLINE1の場合は赤に近いオレンジ、LINE2の場合は緑だったりで確認できます。ただし、まれにランプの色ではわかりにくい場合があり、行き先駅名で確認するのが確実です。
日本と同様、後続車両が現在どの辺の位置にいるか、確認するためのTVモニターがプラットホーム上部にあります。アイコンがオレンジであればLINE1、緑であればLINE2です。
平日の通勤時間帯であれば、5分に一度はどちらかの電車が来ます。まれに遅れたりもしますが。
日本と同様、月ー金の通退勤時間帯には女性専用となる車両があります。ピンク色が目印。
年配の方向けや、妊娠中の方向けの優先席です。車両によって識別方法は2種類あり、座席は全席シルバー色で優先席に青のステッカーがついているケースと、通常席=緑色、優先席=オレンジ色の席のケースがあります。
優先席がオレンジ色のケース
現在どこの駅にいるかは、社内音声放送もあるものの、言葉がわからない場合は駅の壁にある駅名を確認するのが確実です。
まれに車内にて大道芸や音楽を演奏したり、小さい子がお菓子売りをしたり、体の不自由なかたが寄付を依頼して回ったりします。
週末はLINE2はEstacio駅止まりとなり、LINE1とは並走しません。
筆者は半年以上、平日は毎朝夕、地下鉄を使っていますが、危ない目に会ったことはありません。運次第ではありますが。