リオデジャネイロ 地下鉄
2015年12月現在、リオデジャネイロ市には2本の地下鉄があります。オレンジ色のライン1と、緑色のライン2です。上記画像は
https://www.metrorio.com.br/VadeMetro/Mapas
より引用。
オレンジ色のライン1は北はTijuca地区にあるUruguai駅に始まり、南はCopacabana地区とIpanema地区の境目となるGeneral Osorio駅に終わります。緑色のライン2は北はPavuna駅に始まり、南はBotafogo地区のBotafogo駅に終わります。ライン1とライン2の並走区間はレールはシェアされています。ライン1とライン2が並走している区間がリオの中心街といえます。
この地図は2015年12月現在のもので、リオ五輪に向けてライン1の南方面はさらなる伸線が予定されています。
駅の入り口はこのような外観。青地に白抜きの”M”が目印です。
料金は距離に関係なく片道3.5レアルほど。メトロカードという5レアルデポジットでもらえるカードに、運賃をプレチャージして乗ります。
カードを購入する窓口 。駅員さんに ”ウン メトロ カルタオ ポル ファボール” で買えると思います。
メトロカードにチャージ入金するためのキオスク。もちろん標準はポルトガル語ですが、英語も選べます。レシートも発行可能。
駅構内、改札外の案内版
改札。カードには複数種類があり、改札ゲートもカードの種類ごとに分かれています。買ったカードと同じ写真のあるゲートをくぐります。この写真だと青のゲートです。
Botafogo駅にあるプラットホーム案内版。ライン1,2の北方面は第二プラットホーム。
車両の写真。ライン1かライン2かを判断するには、先頭車両前方部分か各車両のドア上の行き先駅名を確認したり、各車両ドアの上のランプの色がLINE1の場合は赤に近いオレンジ、LINE2の場合は緑だったりで確認できます。ただし、まれにランプの色ではわかりにくい場合があり、行き先駅名で確認するのが確実です。
日本と同様、後続車両が現在どの辺の位置にいるか、確認するためのTVモニターがプラットホーム上部にあります。アイコンがオレンジであればLINE1、緑であればLINE2です。
平日の通勤時間帯であれば、5分に一度はどちらかの電車が来ます。まれに遅れたりもしますが。
日本と同様、月ー金の通退勤時間帯には女性専用となる車両があります。ピンク色が目印。
年配の方向けや、妊娠中の方向けの優先席です。車両によって識別方法は2種類あり、座席は全席シルバー色で優先席に青のステッカーがついているケースと、通常席=緑色、優先席=オレンジ色の席のケースがあります。
優先席がオレンジ色のケース
現在どこの駅にいるかは、社内音声放送もあるものの、言葉がわからない場合は駅の壁にある駅名を確認するのが確実です。
まれに車内にて大道芸や音楽を演奏したり、小さい子がお菓子売りをしたり、体の不自由なかたが寄付を依頼して回ったりします。
週末はLINE2はEstacio駅止まりとなり、LINE1とは並走しません。
筆者は半年以上、平日は毎朝夕、地下鉄を使っていますが、危ない目に会ったことはありません。運次第ではありますが。