リオデジャネイロ ビール、酒場
ブラジルは世界でも有数のビール消費国です。リオデジャネイロでも路地に酒場がたくさんあり、夕方に家族や同僚とビールを楽しんでいる方々がたくさんいます。
酒場にはたいていの場合、テレビが有って、週末にはフラメンゴ、ボタフォゴ、フルミネンセ、ヴァスコなど地元チームのサッカーの試合を観戦しながら一杯、という方が多いようです。
バーで使う基礎的な単語として、
セルベージャ = ビール
ショッピ = 生ビール
があります。
それではお酒を見ていきます。
まずは缶ビールから。
青とペンギンがトレードマークのAntarctica。473mlで3レアルほどです。個人的にはさわやかでキレのあるラガーという印象です。
黄色に赤の矢印のSKOL。
他にも、Brahamaや、Amstel, Bohemiaといったメジャーなビールがあります。
地場ビールや輸入ビールも少し値段は高いですが人気があります。
たくさんの種類があり、少しずついろいろ試すことができて楽しいです!
リオデジャネイロ 住所、道路、渋滞
ブラジルは南米大陸で一番大きな国です。リオは南米大陸の「腰」的な位置にあります。
リオは半分が海に面した都市です。
セントロは中心街で、商業地区です。交通の要所であるセントロ駅、著名な教会や、サンバカーニバルで有名なサンバドロモなどはここに位置しています。
ゾナスルは商業地区でもあり、住宅街でもあります。イパネマやコパカバーナといった著名なビーチや、キリスト像といった観光名所、有名なフラメンゴサッカーチームの本拠地などはここにあります。
ゾナノイチは住宅地区で、マラカナスタジアムなどがあります。
リオの地下鉄はゾナノイチからセントロを経由してゾナスルまで結びます。
バハは再開発地区で、街の様子はセントロやゾナスル・ゾナノイチとは全く違います。巨大なタワーマンション、巨大なショッピングセンター、4~5車線もある幹線道路、車が移動手段の中心であり、筆者が最初に見たときはブラジルというよりはアメリカのような町だという印象でした。
リオの住所と道路について。
リオの住所体系はシンプルに
路地名, 建物番号 - 地区名, Rio de Janeiro, RJ (州), Brasil.
です。
郵便番号は "CEP"といい、5桁-3桁の数字で構成されます。
RJ以降は省略されることが多いようです。
例)市庁舎
Rua Afonso Cavalcanti,455 - Cidade Nova - 20211-110
郵便番号検索はこちらのページから。
http://www.buscacep.correios.com.br/sistemas/buscacep/
タクシーのページでも記載しましたが、
道路は、日本に比べると一方通行が非常に多い気がします。
感覚的には、幹線道路以外はほぼすべて一方通行なんじゃないか、と思うほどです。
リオは車で通勤する方が多く、朝・夕の交通渋滞はそれなりのものがあります。
商業地区であるセントロを中心に出入りは混みます。(朝、渋滞しやすいのは青、夕、渋滞しやすいのはオレンジ。筆者主観)
時期や日によって渋滞状況が全然違うのですが、例として、セントロからゾナスルまで夕方に帰る場合。混んでなければ15分ほどでほどで着く距離が夕方退勤時間帯に1時間半かかったことがありました。
少し話は逸れますが、ブラジルはサトウキビなどから作るエタノールの車への活用が進んでおり、ガソリンスタンドでエタノールが売られています。
同僚の話ではガソリン自体にもエタノールが25%ほど入って売られているそうです。
また、販売される新車のほとんどはフラックス、といってガソリンでもエタノールでも走るようにできているそうです。
リオデジャネイロ トイレ
トイレ=(banheiro) バネェイロ に関する事情です。
紙を流してはいけない、紙は備え付けのゴミ箱に捨てる、というルールがあります。
排水管の事情で紙を流すと詰まってしまう可能性があるためです。
紙は流して処理するのが普通の国からくると、まずはこのルールに戸惑います。
公衆トイレはあまり多くはなく(すべての地下鉄の駅にあるわけではない)紙が備え付けられていないケースもあるため、不安であれば持ち歩いた方がよいでしょう。
旅行で必要になるであろう大事な言葉
オンジ エ バネェイロ?
(トイレはどこですか?)
リオデジャネイロ 服装
c男性の仕事での服装は天候のせいもあるのか、日本よりもカジュアルです。
①スーツジャケット、ネクタイ、ワイシャツ、スーツズボン、革靴
②ジャケットなし、ネクタイ、ワイシャツ、スーツズボン、革靴
③ワイシャツ、スーツズボン、革靴
④ポロシャツ、ジーパン、靴
⑤Tシャツ、ジーパン、靴
①は企業の重役や、金融機関の人はこういったケースがあるようですが、割合としてはとても少ないと思います。(5%くらい?)
②はまま見かけます。(10%くらい?)
③はよく見かけます。(30%くらい?)
④が一番多いように思います。(35%くらい?)
⑤も業態によっては多いです。(20%くらい?)
手提げ・肩掛けカバンはあまり見かけません。リュック型のバッグが多いです。安全上の理由かもしれません。
男性の普段着は上記⑤に加え、
⑥Tシャツ、短パン、ビーチサンダル
が多いです。
女性の服装について
知り合いのアルゼンチン女性いわく、「リオの女性は露出度が高い」そうです。
リオデジャネイロ 通貨、買い物
ブラジルの通貨単位はレアルです。1レアル以下の単位はセンターボといいます。
写真はこの投稿を記載した時点で筆者の家にあった通貨・紙幣の全種類です。
上段左から50レアル、20レアル紙幣(新)、20レアル紙幣(旧)、同10レアル紙幣新旧、5レアル、2レアル紙幣新旧
下段左はリオ五輪開催記念に発行された1レアルコイン、
下段右は左から1レアルコイン、50センターボ、25センターボ、10センターボ、5センターボです。
新旧紙幣は併用されています。この他に100レアル紙幣などもあるようですが、あまりお目にはかかれません。。
リオ五輪開催記念1レアルコインには、各種スポーツの図柄が刻印されています。
もっとたくさん種類はあるのでしょうが、とりあえず有った分だけ。
カヌースラローム、ラグビー、ゴルフ、バスケ、サッカーの記念コインです。
リオでは買い物・食事などの際の支払いはクレジットカード払いで済ますことが多いです。あまり現金で支払う人はいません。(なぜかタクシーはほとんど現金払いです)
クレジット払い=後日払い、デビッド払い=即引き落としが選べ、現金のような使い勝手があるのと、安全性の観点から現金を持ち歩かないようにしている人が多いようです。
カード払いではかならず暗証番号の入力が求められます。サインでの支払いを受け付けるお店は見たことがありません。
現金払いの場合、5センターボ以下のおつりは省略されることが多いです。
例えば、値段がR$ 8.48で、R$10を渡した場合、受け取るおつりは、R$1.52ではなくR$1.50のみということが多いです。これは慣れだと思います。
<ATMについて追記予定>
リオデジャネイロ 時差、日照時間、気温と天候
ブラジルでは夏季の間、サマータイムが採用されます。
2015年度は、10月18日0時をもって、1時間、時計を前に進めました。
また、2016年2月22日0時に、1時間、時計を後ろに戻します。(2月21日23時に戻る)
通常時は日本との時差は12時間ですが、サマータイム期間中は日本との時差は11時間になります。
詳しくはこちらに掲載されています。
南半球のため、四季は日本とは逆になります。
日照時間は夏は13時間半ほど、冬は10時間45分ほどまで変動があります。
日の出、日の入りの時刻は上記のサマータイムの影響を受けて変わりますが、
夏場は夜は8時過ぎまで明るく、明るい空の下で夕飯を食べることになったりします。
出典元:
Sunrise and sunset times in Rio de Janeiro
なお、リオの学校の夏休みは12月から1月末まで、ただし実際は2月のカーニバルが終わるまで、としている学校が多いようです。
リオの気候は熱帯性気候です。夏は昼は40度近くまであがります。外出される際は水分補給を頻繁に行うようにしてください。冬でも日中は25度以上、30度を越える日もあります。(十分泳げます)
リオデジャネイロ タバコ、灰皿(喫煙)、ゴミ箱
リオでは基本的に公共施設(店舗含む)では室内禁煙です。
路上喫煙はよく皆さんされています。
この写真のようにオレンジ色公共のゴミ箱の入り口にタバコの火を消すための鉄板がついています。
灰皿、としてビルの外などに設定されている灰皿は、
なぜかこのように細長いものが多いです。
タバコは道端によくある雑誌や飲み物を置いてあるお店で買うことができます。
値段は7レアルほどです。あまり日本でなじみのあるブランドは置いていません。
マルボロくらいでしょうか。
他、以下のように色で分別されているゴミ箱もよく見かけます。
VIDROはガラス、PAPELは紙です。