リオデジャネイロ 住所、道路、渋滞
ブラジルは南米大陸で一番大きな国です。リオは南米大陸の「腰」的な位置にあります。
リオは半分が海に面した都市です。
セントロは中心街で、商業地区です。交通の要所であるセントロ駅、著名な教会や、サンバカーニバルで有名なサンバドロモなどはここに位置しています。
ゾナスルは商業地区でもあり、住宅街でもあります。イパネマやコパカバーナといった著名なビーチや、キリスト像といった観光名所、有名なフラメンゴサッカーチームの本拠地などはここにあります。
ゾナノイチは住宅地区で、マラカナスタジアムなどがあります。
リオの地下鉄はゾナノイチからセントロを経由してゾナスルまで結びます。
バハは再開発地区で、街の様子はセントロやゾナスル・ゾナノイチとは全く違います。巨大なタワーマンション、巨大なショッピングセンター、4~5車線もある幹線道路、車が移動手段の中心であり、筆者が最初に見たときはブラジルというよりはアメリカのような町だという印象でした。
リオの住所と道路について。
リオの住所体系はシンプルに
路地名, 建物番号 - 地区名, Rio de Janeiro, RJ (州), Brasil.
です。
郵便番号は "CEP"といい、5桁-3桁の数字で構成されます。
RJ以降は省略されることが多いようです。
例)市庁舎
Rua Afonso Cavalcanti,455 - Cidade Nova - 20211-110
郵便番号検索はこちらのページから。
http://www.buscacep.correios.com.br/sistemas/buscacep/
タクシーのページでも記載しましたが、
道路は、日本に比べると一方通行が非常に多い気がします。
感覚的には、幹線道路以外はほぼすべて一方通行なんじゃないか、と思うほどです。
リオは車で通勤する方が多く、朝・夕の交通渋滞はそれなりのものがあります。
商業地区であるセントロを中心に出入りは混みます。(朝、渋滞しやすいのは青、夕、渋滞しやすいのはオレンジ。筆者主観)
時期や日によって渋滞状況が全然違うのですが、例として、セントロからゾナスルまで夕方に帰る場合。混んでなければ15分ほどでほどで着く距離が夕方退勤時間帯に1時間半かかったことがありました。
少し話は逸れますが、ブラジルはサトウキビなどから作るエタノールの車への活用が進んでおり、ガソリンスタンドでエタノールが売られています。
同僚の話ではガソリン自体にもエタノールが25%ほど入って売られているそうです。
また、販売される新車のほとんどはフラックス、といってガソリンでもエタノールでも走るようにできているそうです。